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5.10

『ビーチ・バム』

連休中にえっちらおっちら横浜まで赴き、ハーモニー・コリン監督『ビーチ・バム』を。
ハーモニー・コリンといえば97年(私が上京した年だったのか)『ガンモ』でネコちゃんを汚ったない浴槽の中にぶっこんだ猫殺し罪で一生有罪の予定だったのだが、今作では反省が見られ、美しい白猫を大事にしていたので(それでもビールを飲ませるのはどうかと思ったけど)ちょっとだけ許す。
マシュー・マコノヒー演じる自由過ぎる詩人ムーンドッグの、酒を呑んだりクスリをやったり女とヤったり猫を愛でたりタイプを打ったりする美しい姿を見てるだけでもちろん100%満足なんだけど、これはただただ私のミス、事前に色んな人の「大傑作!」という声を聞き過ぎて、見ながら「うん、確かに面白いな…」と確認することに終わってしまった。無念。
もちろん、愛する妻の死とか足を食われる船長(めっちゃ笑った)とか予想外のことは起こったんだけれど、この映画の「楽しいこと」の波には乗るタイミングを間違えた。ただのTwitterのし過ぎですね、はい。