6.10
『アメリカン・ユートピア』
ところで、スパイク・リー監督『アメリカン・ユートピア』を見たんですがね、一般常識レベルでデヴィッド・バーンさんが偉大で著名なミュージシャンである、って程度にしか知識のない私はほんとに無知でどうしようもないのでただの勘違いなら本当に申し訳ない、博識な皆さまにちょっとお聞きしたいんですが、この方って何かアメリカの人種に関して特別な運動とかしてらっしゃるんでしょうか?もしそうならほんとごめんなさいね私がアホなだけでね、と前もって大胆に大袈裟な言い訳をするのは、どんなけ検索してもこの映画に対してひとつのケチも見当たらないのでさすがに思ったことを正直に言うのが怖くなったからなのですが、アメリカの理想郷ってタイトルの舞台の演者(バーンさん除くと11人ですかね)にひとりのアジア系がいないのって、なんで?なんか理由があるの?あるならごめんなさいね、でもないなら、何それ…。
とモヤモヤしながらぼーっと見てたら最後に映るお客さんたちも99%中年白人やし(一瞬チラッとアジア人が映ったとは思う)、スパイク君はどう思ってるんやろか。てか、これで感動してる人、BTSのロンドンウェンブリー公演とかアメリカローズボール公演の客席の半端ない多人種っぷりっぷり見たらどう感じるんやろか。
そんなことを考えていたからか、舞台そのものにもさほどテンション上がらず、残念無念。監督の演出は面白いなーとは思いました。
でもこういう、音楽(のジャンル)と人種(差別)という問題もこれからはBTSとARMYがどんどん更新していくんだろうなー、と、スパイク・リーの最新作を見ても推しの話に持っていってしまう重症な沼落ち患者のつぶやきでございました。キョン2ならわかってくれるはず。