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6.17

『アオラレ』

デリック・ボルテ監督『アオラレ』を見たんですがね、感想とかの前にとりあえずこれだけ言わせて。ラッセル・クロウ、いくらなんでも太り過ぎじゃね?病気じゃないよね?役作りでできる体型じゃないよねこれ怠惰と過食だけでこうなったの?ヤバくない?あと、この人腕短ない?
仕事に子育てに多忙なシングルマザー、イライラしてついたった一度乱暴にクラクションを鳴らした相手がスーパーサイコパスなやべえ男で、延々煽られ追いかけられ命を狙われ、とにかく散々な目に。
90分とにかくノンストップに、「??」と思うところも幾つかあったけれどそれをいちいち突っ込むのは野暮ってもんでしょとヘラヘラ笑いながら見るのがちょうどいい映画、とは思うが、この犯人の露骨な大ミソジニー、見てて普通に無理、気持ち悪かった(犯人が男で殺されるのは女って、普遍でも不変でもないからね!?)。と思ってたら数日前に映画そのまんまみたいな殺人事件が天満で起きてて辛々つらつら。でも今後日本にもアオリ野郎の境遇に同情とかする奴現れるのかな、キモ過ぎるな。
それ(パニック系スリラー映画におけるミソジニーの可視化)が監督の狙いなのかは微妙、もしそうだとしたら成功してるとは思うけれど、だとしても、あのガソリンスタンドで助けてくれた若いにいちゃんはもうちょっとフォローしてあげた方が良かったと思うぞ。めっちゃええ人やったのにあんな死に方……。