7.17
『ピーターラビット2』
コロナで公開が延び延びになってしまったけどでもようやく、ウィル・グラック監督『ピーターラビット2 バーナバスの誘惑』見れた。おかげで超ハッピー。
天敵のマグレガーさんはビアとめでたく結婚、おかげですっかりウサギたちの父親気取り、しかしそんなことに納得するピーターではなく…。
今作から得た教訓は、子どもは正当な評価をしてあげないとグレる(当たり前)、ということと、ピーターは正直絵本や映画の主人公にしてはかなり性格が悪いっていうか嫌なひねくれ方をしている、でもそれは「若いから」。これから色々経験して立派な大人になればいいんだよ…という素晴らしいメッセージを受け取りました。涙。
前作はあくまで「自然の動物」として存在していたウサギたちが今作は冒頭から思いっきり人間と同じ場所で行動しているので若干の違和感はあったものの、言葉が通じないというコミュニケーションから生まれる誤解の連続にはペットを飼ってる身として何かと反省することもあり。学びが多い映画である。
しかし相変わらずの笑いもかなりの充実度、ビアの絵本の暴走、若き社長の瞳、マクレガーさんの腕立て、そしてラスト数分の強引過ぎる展開には大変満足、なのだが!ただひとつ、今作には新しいキャラクターとして猫が登場するんだけど、これが全っ然可愛くない&性悪過ぎる。他の動物はみんな完璧に可愛いのに、ウィルさんは猫に恨みでもあるのかってくらいに雑い。そこは3では絶対改善してほしいぞ。