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7.29

『ブラック・ウィドウ』

すっかり大手シネコンの街になった池袋において孤独に頑張り続けているHUMAX池袋さんで、ケイト・ショートランド監督『ブラック・ウィドウ』を。今回は違ったけどここの一番デカいスクリーン、かなりデカくていいよ。いつも空いてるし。
アベンジャーズ系の映画は、実は全然興味ないけど、だいたいは見てる、はず。で、スカーレット・ヨハンソンはロシアの凄腕スパイだった、はず。くらいの状態で見ても、普通に退屈せず楽しめる娯楽アクションラピュタ映画であり、概ね満足できた。でもあのお父さんは、「え、こんなキャラおったっけ?」と全然思い出せなかった。そして彼には一回くらい見せ場を作ってあげて欲しかった。そして偽装家族全員やたらと家族家族とうるさかった。
アベンジャーズという漫画みたいな世界のキャラクターと、人々が普通に生活してるこの作品の中の現実が、もちろんふたつともどフィクションなんだけど、一つの場所で成立してるという設定は、そうなの??とちょっと疑問(このままいくつもりならなかなかしんどいんじゃなかろうか…)。
太り方と声の低さが私に似てる説を唱えていたフローレンス・ピューちゃんだが、今回のスーパーアクションを見て「太ってるんじゃなくて鍛えてるんだな…」と現実を知った。これからピューちゃんが主役になっていくのかな。やっと21世紀っぽくていいね。
冒頭のスカヨハの子ども時代の子役ちゃん、うわースカヨハそっくりよく見つけてきたなと感心してたら、なんとミラ・ジョヴォヴィッチの娘さんなんですってね。なるほど。