8.25
ライカートまとめ
途中で予想外の中断を挟みながらも、上映期間延長のおかげでやっと完走できたイメージフォーラムさんでの「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」。
ライカート監督の作品は配信で見られる『ナイト・スリーパーズ』(13年)と『ライフ・ゴーズ・オン』(16年)しか見たことなかったので、今回はそれ以前の4本『リバー・オブ・グラス』(94年)『オールド・ジョイ』(06年)『ウェンディ&ルーシー』(08年)『ミークス・カットオフ』(10年)。毎回かなりのお客さん、しかも若い人たちで盛況、素晴らしいことですね。「自分たちが知ってるアメリカ映画とは全然違う、でもなんか凄いことが起こってるらしい」というビームを感じさせる映画として、私たちの世代のジャームッシュみたいな感覚なのかなと思ったりした。まあ違うんだけれども。ところで身長が152センチというライカートさんには勝手に親近感を抱いているのだが、この身長でルーシーくらいのワンコの世話するって結構大変なはず。でもやっぱり犬はいいね、優しいし可愛いし賢いし邪魔しないもんね(猫は時々邪魔をする…)。次回作の一般公開が決まったようで何より。