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8.31

『ジャングル・クルーズ』

ジャウム・コレット=セラ監督『ジャングル・クルーズ』を少し前に見たんですがね、私にとっては「ジャングルクルーズ」ってディズニーランドのアトラクション以上でも以下でもなく、何か元になる物語があるのかないのか、あるとしたらクルーズはその物語の一部に過ぎないのか否か、てか登場人物は誰なのか、ほんとになんにも知らないんですよ(そして今もよくわかってない)。そんな状態でもそれでもこの映画がかなりやりたい放題やりまくってて、それが大変楽しいということは、わかった。
エミリー・ブラント演じるリリーは不老不死といわれる奇跡の花を求めて、ドウェイン・ジョンソン演じるアマゾンのクルーズツアーの船長フランクを強引に相棒に、ジャングルへと冒険に出るも、そこで次から次へと災難に見舞われ …、みたいな話。このふたりが結構イラっとするくらいにウザい性格ってのがよかった。そして狭い室内や船内をあっちへこっちへぴょんぴょん飛び回るエミリー・ブラントの健康的なアクションが冴えまくり、久しぶりに見た気がする長袖姿のドウェイン君も今回はマッチョよりも2.5枚目みたいなキャラがハマっていて、要所要所で女の人が元気で、結果無茶苦茶な展開ではあったが、これはこれで良き。弟も可愛かった。
本当に何も知らないので、後半の展開(ドウェインの正体とかさ)にはちょっと素直に驚いたりもした。