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11.18

『最後の決闘裁判』

そろそろ世間の炎上も燃え尽きたかなと久々アダムに会いに、リドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』を見に行ったんですがね、これ、フェミニズムがどうこうの前に、映画としてダメ過ぎないか…。3部構成とかマジだる過ぎで引いた。
てか、ここで描かれている男の最低さとかその被害に遭うのはいつも女とか、現在と1ミリも変わらない状況、それなら別に現代劇でよくね?としか思えず、むしろわざわざ時代劇(?)にした意図をいやらしく考えてしまう。「いつの時代も女は辛いですよね…」とか、今更そんなことのために153分はあかん。そしてそういうことのためにレイプシーンを丁寧に撮るのも趣味が悪過ぎる。
せっかくのアダム・ドライバーもめっちゃうざい奴やし(でもやっぱりすごい役者やなと改めて)、アダムと同じくらい大好きなマット・デイモンは髪型イヤ過ぎて泣けたし、ジョディ・カマーちゃんはごめん結構苦手な感じ。
こういう時代設定でフェミニズムをやるならドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(これは一応ファンタジー設定やけど)を100回くらい見直してから作った方がいい。騎士は片腕切られてからがなんぼ。ちんこでもいいよ。