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12.15

「ヴィム・ヴェンダースレトロスペクティブ」

見に行ってから時間経ち過ぎやけど、とりあえず、「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ ROAD MOVIES 夢の涯までも」に足を運んだメモ。
実はヴェンダースにそない強い思い入れもなくて、一応有名なやつは一通り見てるから(20年以上前に…)今回はスルーでいいかと思ったけど、人に付き合って『アメリカの友人』(77年)をめちゃ久々に見てみたら、ちょっとどうかと思うくらいのおもしろさとかっこよさで(そして以前より出演者の豪華さがわかって)、「ウチも赤い車で傾斜を思いっきり急カーブするで!免許ないけど」と大興奮、その勢いで、これは短縮版も見たことない初めましての『夢の涯までも ディレクターズカット』(94年)287分の大作にチャレンジ、あまりに想像と違うトンデモ感(特に箱根)というかばりばりのフィクション感に「思てたんと違う…」とひとりかなり動揺してる間に5時間弱は過ぎていった。なぜあの主人公は笠智衆を前にしても頑なにボディコンミニワンピだったのだろうか。終始頭の中が?マークだらけではあったが、この撮影に最後まで付き合った役者さんとスタッフがマジ凄いってことだけははっきりわかった。
『東京画』(85年)は相変わらず大変感動、ヴェンダースが今の東京を見たらおもんなくてびっくりするやろうなあ。
後半だんだんとお客さんが増えてきてて何より、やけど、やっぱり基本的に年齢層高めなのが残念過ぎて。なんでやろ、DVDとかで見れるからか?絶対映画館で見た方がいいと思うぞ。