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4.01

『THE BATNAN ザ・バットマン』

大阪で超貴重な外に出れる時間ができたのでダッシュで見にいったのはいつの日か、だいぶ前なので細かな記憶が消えつつあるけどとりあえず映画メモ、マット・リーブス監督『THE BATMANザ・バットマン』。以前からリーブス君の根暗なところ嫌いじゃないよ、と思っていたが、まさかここまで暗いバットマンとは。劇場選びは慎重に。
基本夜とか雨とか日の当たらない室内とかの画面の暗さ、リア充度ゼロの常に苦悩してる陰キャのブルース・ウェイン。ロバート・パティンソンくんのゴシック的な美しさも相まって、これはだいぶギリギリの中2感やな…と思わなくもなかったけれど、でもやっぱり嫌いじゃなかった。176分と聞いたときはびびったけど、特に苦にはならなかったです。なんて言うか、「ここが見せ場!」って感じのド派手なシーンや映画のクライマックスの見せ方にドヤ感がないところが気に入った。賛否あるような今回のキャットウーマン(なのか?彼女は)も、根暗バットマンとはお似合いだったように思う。現代的な気候変動問題とか挟みつつ、基本的には古典的なヤクザのシノギの話ですよねこれは。
素顔よりマスクをつけてる時間の方が断然長かったロバートくん、でもマスクから唯一見える憂いを帯びが目元がだいぶ萌えるのが、ずるい。久しぶりにポール・ダノが期待を裏切らないポール・ダノで嬉しかった。ジョン・タトゥーロ久しぶりに見た気がするけどなんか元気でよかった。そしてペンギンの正体には気づけず無念!