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6.21

『トップガン マーヴェリック』

平日の午後に見に行ったら客層ほぼ高齢の女性連れで、トム様の底力を感じたジョセフ・コジンスキー監督『トップガン マーヴェリック』。特にIMAXとかじゃないけど劇場のサービスか音量めちゃデカくて「おばあちゃんたちこれ大丈夫か…」と無駄に心配しながらの鑑賞。
数日前に前作を予習していたので、相変わらずトム様は上に禁止されたことを全部やるスタイルでおもしろかったし(しかし人はマッハで飛ぶ必要があるのか?)、前作への熱いリスペクトを感じさせる脚本や演出は良かったと思うし、もちろん本当に役者が乗ってカメラを回しているという戦闘機の迫力は感動モノ、「トム様死ぬの?!」と手に汗は握った。これは映画館で見てよかった。
がしかし、これは前作でも言われてたらしいけど、そして今作が作られたのは二年以上前なので当時と現在の世界の状況が違うとわかってるけど、ここまで「アメリカしか勝たん!」みたいな映画を無邪気に作って、それを無防備に大絶賛するって、大丈夫なのか??と思わなくもなかった。
わかるかな、劇中パイロットとトムたちがビーチでアメフトするシーン、それを見てる美魔女コネリーの服装、その全部に「ひと昔前のRalphLaurenの広告みたいやな」とひとり思ってたんですけど、そのRalph Laurenは五輪で the United Statesの公式ユニフォームをデザインしてることにふと気づいて、なんかすごい納得したんですけど。あの完璧な世界、誰かわかってほしい。
でもまあヴァル・キルマーが登場してくれたのは嬉しかったし、大好きなエド・ハリスも久々見れたし、トム様ちょっと顔ボコボコ過ぎたけどやっぱスターやったし、十分楽しんだのは楽しんだのであった。