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7.06

『ザ・ロストシティ』

だるい映画の後はなんかテンション上がりそうなのがいいなと思って、アダム&アーロン・ニー監督(兄弟?)『ザ・ロストシティ』を見てみた。結果、テンション爆上がりでよかったんだけど、こういう映画(なんというか、一見あえてのB級感っぽいノリ)にしてはキャストがやたらと豪華やなと感じたんだけど、細部が非常に現代的で、そうかむしろこういうのが今のロマンティック・コメディなのか、日常が舞台とかは難しいのかなと思ったりした。最近全然日本でラブコメロマコメの類いは全然公開されなくて辛(今市隆二)よね。
サンドラ・ブロック演じる妙齢の冴えないロマンス小説家と彼女の作品の主人公演じるセクシーモデルのチャニング・テイタムが古代都市の幻の墓をめぐる大騒動に巻き込まれ…。サンドラ・ブロックの恋愛ものってあんまり見たことなかったんだけど、こんなに体張って頑張る人なのね。あのジャンプスーツとか、普通の人は中々着れないよ。でもなんやかんやでめっちゃ綺麗やけど。
チャニング・テイタムも、『マジック・マイク』を見たときは「アホだけど真面目って感じで可愛い子ね」くらいにしか思ってなかったけど、いつの間にやらこんなかっこよさと可愛さと賢さを兼ね備えた今の時代にふさわしいスターになったのか。年上女性相手にどんどん活躍してほしい。ハリー・ポッターはこのままどんどん変な役者になっていくのかな…。
序盤しか登場しないものの、イカれたブラピが輝いていた。やりたい放題で楽しそう、これであの大傑作ジェームズ・グレイ監督『ロスト・シティZ』の主演を逃したことへの悔しさは晴れたんじゃないかしら。よかったよかった。