4.25
シャンタル・アケルマン
今までなんでかタイミングが合わず一本も見たことがなかったもののそれはさすがにヤバいんじゃないかと思わせる街東京でなんとか見ることが叶いそうだけど今回のヒューマントラストシネマ渋谷さんでの「シャンタル・アケルマン映画祭2023」には1日しか行けそうになく、それでもとりあえず行くぜと鼻息荒く向かったんですが、どうやらその状態で見るべき作品のチョイスを誤ったらしい。大阪生活が長くなると映画勘も鈍る。全部大阪のせい。
今回見れたのは、82年の『一晩中』と86年の『ゴールデン・エイティーズ』なんですけど、どうも二本ともそないピンとこなくて、いや夜の街を女と男が右往左往して出たり入ったりして熱い抱擁をする、それがめちゃくちゃかっこいいこと、もちろん凄いってことをしてるってのはわかったんですけど、「うん、まあ、凄いなあ。」と納得するしかできず、『ゴールデン…』に至っては、「これはミュージカルとして面白いのか…?」ともやもやしてしまったんだけど、鑑賞後にパンフレットで色んな人の文章を読むと、どうやら70年代の作品から見ていかないとわからないことが多くありそうで、しくじりました。
でももうすぐ大阪戻るし、大阪ではもちろん特集は終わってるし、次は私が見れるタイミングで70年代作品特集希望。しかない。