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7.12

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

スピルバーグが自分の映画を若手に引き継ぐって時点でちょっと泣けるやん(前作が「助監督が撮った」と噂されるほど酷かったから自信なくしただけかも知れんけど…)、ジェームズ・マンゴールド監督『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。やっぱあの音楽流れるだけでテンションは上がる世代。
冒頭から怒涛の列車内アクション、人は普通に走る列車の上に立てるものなのか…?と疑問を抱く暇もないくらいにその後も次から次へと、馬に乗り飛行機に乗りボロボロのトゥクトゥクみたいな車に乗り船に乗りバイクに乗り飛行機に乗って最後はまさかの場所にたどり着くまで、ひたすらにナチ野郎と追いかけっこをするインディ。マンゴールドの本気のアクションをこれでもかと堪能できて本当に楽しかった、冒険映画を大満喫。
シリーズではもちろん「魔宮の伝説」が一番好きだけど、想像以上にそこにオマージュ的なものが込められてるのも胸熱。私たちが自分と同年代の子どもが車を運転するのに憧れたように今の子どもたちは飛行機を操縦することに憧れてくれるのかしら。
今回の内容については理解できてるようなできてないようなだけど、ラストはほんとに「これにて終了」って感じで良かった(別の形で続くのなら主人公はヘレナちゃんでしょう)。
しかし同じ俳優が80歳になるまで同じ役柄でアクションし続ける映画ってのも凄いし、今作ではよぼよぼの上半身裸を露出し、ラストカットの風貌なんてほんまに入院中のおじいちゃん以外の何者でもなかったハリソン・フォードは偉大だ。いやがうえにも「時間」を感じさせる、あれは中々出来ることではないと思うぞ。
見終わって家に戻って即配信で「魔宮の伝説」見たら、かなりヤバい内容、普通にトラウマものの映画で今さらびっくりした…。