BLOG

8.09

『ベネデッタ』

公開時に見逃して痛かった映画が見られる、名画座って素晴らしいですね、東京万歳。で、ポール・ヴァーホーベン監督『ベネデッタ』を早稲田松竹さんに見に行ったら既にDVDが発売されてるそうで…。
17世紀のイタリア、幼い頃から信心深い少女ベネデッタは6歳で修道院に入る。成人したある日修道院に逃げ込んできた若い女性を助けたことからなんかもうえらいことに…的なお話。期待を裏切らず修道女たちがこれでもかと阿鼻叫喚しまくってた。面白かった。
イエスに娶られ奇跡を起こすベネデッタ、若い女と同性愛関係になるベネデッタ、教会で権力を手にいれ、陥れられるベネデッタ。どこまでが本当か嘘か劇中の人々同様見てるこちらも彼女に翻弄されて、でもここまでパワフルな女(ベネデッタは実在の女性らしい)は見てて清々しくて良い。また演じる女優さんのビジュアルが聖女というよりいい感じにビッチ感があって、素晴らしいキャスティング。
しかしいつの時代も目立つ人間には嫉妬や邪魔がつきものだけど、シャーロット・ランプリング演じる元校長はかっこよ過ぎたし、あのラスト、ヴァーホーベンは優しいなとちょっと感動。
ほんとにうっとおしい教皇大使、文字通りボッコボコにされてるのはちょっと笑った。男はロクでもないし、ペストは恐ろしい。
しかしペストより恐ろしいのはあの拷問器具。マジであれ何……(ちらっと調べたら「苦痛の梨」ってやつっぽいね…)。