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10.26

『グランツーリスモ』

山形行ったり台湾行ったりしてる間にこれをいつ見たのか自分でもまったく思い出せないのだが、見たことは確かな気がする、ニール・ブロムカンプ監督『グランツーリスモ』
この監督に対して今まで「漫画みたいな映画撮る人やな」というイメージだったのが、ここにきてそれが極まった感あり、と思ってたらラスト10分で実話過ぎてびっくりしまくったのだが、まあ現実なんて漫画みたいなもんということで。
ドライビングゲームオタクの青年がプロのレーサーを育成するアカデミーに選抜され、トレーニングを乗り越え、プロレーサーとしてデビュー戦を迎えるがしかし…。レーサーものの映画には幾つも好きな作品があるけれど、この映画に関しては良くも悪くもレースシーン自体の軽さが面白いような物足りないような。テンポのいい展開や、エンヤを流すタイミングとか、ふざけたノリは好きだった。
そしてハリウッド映画には珍しく、東京シーンが結構まともで、知り合いも映っていてよかった。久兵衛に行きたくなった。ってそりゃあんなけ日産日産言うてたらちゃんと撮るか。
久しぶりに見たオーランド・ブルームよ、『ロード・オブ・ザ・リング』での妖精のような美しさは何処へ …。歳をとるのは全然いいねんけど今回の役柄も相まってめちゃくちゃウザいおっさんにしか見えなくて、さすがにショック。