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11.01

「神戸発掘映画祭2023」

先日、約一年ぶりに神戸映画資料館に足を運んで、開催中の「神戸発掘映画祭2023」にお邪魔。
十数年ぶりに小津安二郎監督『突貫小僧』(29年)を見たらば、大好きな映画だし青木富夫さんのお話を伺ったこともあるはずなのに、突貫小僧が眼鏡をかけていることも忘れてた自分に呆れる…。しかし何度か見てるけど、相変わらずめちゃくちゃ面白くて、見られて良かった。相変わらず斎藤達雄は可哀想だった。
上映後、御著書「映画を追え」でも書かれていた、↑このフィルムを発掘した山根貞男さんが15年に映画資料館で行ったトーク記録映像、ネガ発掘の苦労話や加藤泰についてのトークなど。これがほんとに、映像で見てるだけでも実際のトークを聞いてるようなライブ感、映像の中のお客さんとそれを見てる私たちも同じところで笑ったりして、こういうトーク映像だけでなんかイベント出来るんじゃないかと思ってしまった。やってほしい。
最後は、加藤泰監督『明治侠客伝 三代目襲名』(65年)、何度見ても鶴田浩二の「惚れた!」のタイミングに胸キュン。
大阪の土建屋は明治時代からガラ悪いのう…と苦笑しつつ、90分の映画とは思えぬ濃厚さにクラクラする。藤純子は勿論可愛過ぎるけど、若いときの津川雅彦の可愛さもたまらん。ラスト、トム・クルーズばりの走行する電車の上から建物の中に窓を突き破ってダイブ→そのまま脇目もふらずに即敵をブッ刺す菊池浅次郎、名前を使いたくなるのも納得のかっこ良さよ。その後血に濡れた上半身裸で逮捕された浅次郎に抱きつく藤純子のエロいことエロいこと…。
会場には東京で知った顔がチラホラ、無関係者なのに打ち上げまで参加して、神戸で深酒して大阪まで戻ることの大変さを知る。