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1.13

『RM:Right People,Wrong Place』

日本のトップアイドル?映画のあとは韓国のスーパーアイドルBTSのリーダー、RM(キム・ナムジュン)のソロ活動を追ったドキュメンタリー『RM:Right People,Wrong Place』(イ・ソクジュン監督)をARMY仲間と連れ立って見に行ったよ。特別な上映環境でもないのに上映時間80分でチケットは一枚2600円、パンフレットは3000円。推しのためなら出します、いやもっと出させてください。
現在絶賛兵役中の30歳のナムが兵役直前にBTSとはまったく違う、アジアのインディーズ系バンドや日本のカメラマンと組んで作った24年発売のアルバム「Right Place,Wrong Person」(めっちゃいいアルバムなので普通にお勧め)の制作過程の姿や、このアルバムに関わったスタッフさんたちへのインタビューなど。
アートや文学をこよなく愛する青年は世界的トップアイドルの正し過ぎるリーダーとして未来の大統領まで期待されるほどのプレッシャーに対して「狂わないために本を読む」という、日本のアイドルに爪の垢どころかうんこでも煎じて食べてほしいほどの知性を持ちながら、この映画で見せる、気の合う音楽仲間たちと小さなスタジオでわちゃわちゃしてる姿は青春、「あ、ほんまにただの30歳の若者なんだな」と改めて思い出させる。本当に良い友だちに出会えてよかったね、これからもナムの好きなように生きてね…と謎立場から見守るアラフィフファン。
東京は大田区をスタッフ含め6、7人でゾロゾロ歩きながら撮影してるのに周りの人たちはそこにBTSのメンバーがいるなんてまったく気づいてない様子がなんとも不思議。めっっっっちゃくちゃ遭遇したかった…!!!!という心の叫びと、ナムをそっとしといてあげたい、というアンビバレントな感情がわかるか?