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3.16

『ロビー!』

韓国は人気俳優の監督した映画が面白い(イ・ジョンジェとかさ)イメージがあったのでこれもきっと悪くないんだろうと、ハ・ジョンウ監督『ロビー!4000億円を懸けた仁義なき18ホール』を見に行ったのよ。ハ・ジョンウ、『お嬢さん』(16年)とか『1987、ある闘いの真実』(17年)とか「ナルコの神」(22年)とか、好きな俳優だったのよ。監督業もこれが3作目らしく。
いや、なんでこんな結構な豪華キャストでこの脚本でいいと思った!?ってマジで監督他スタッフ一同全員の目を見て問いたいくらいユルユルの社会派コメディ。不慣れな接待のために生まれて初めてゴルフに挑戦する生真面目な若社長、国策事業の入札決定権を握る室長と人気女子プロゴルファーとのセクハラ有りのドタバタ、同時に隣でも接待ゴルフをするライバル会社とのバトルと謎の親戚の息子、など、それなりに面白くなりそうな要素は揃っているのに、恐ろしいほど想像通りの展開と筋書きで盛り上がりにかける。一瞬、鹿映画になったりゲロ映画になったりはするけれど、それ以上どうにもならず。
ハ・ジョンウ演じる若社長が会社のためならズルでもなんでもやると見せかけて、若い女性が嫌な目に遭ってるときはガツンと正義感を出すかと思いきやそんなこともないし、やたら出てくる個性豊かな脇役のキャラクターも全然面白くないし、ハ・ジョンウは本当にこれを撮りたかったのかもしかして製作委員会的なものに思いっきり変更を余儀なくされたのだろうか…と余計な推測をせざるを得ない謎映画。残念。