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1.22

「ゴダール的方法」

本日は、それはそれは珍しくお勉強。
満員御礼の新宿ジュンク堂さんにて開催された平倉圭著「ゴダール的方法」(インスクリプト) 刊行記念イヴェント、平倉圭×國分功一郎×千葉雅也(みなさんほとんど私と同じ歳くらい)による「ドゥルーズ・映画・ゴダール」なるトークセッションを、ドゥルーズを一秒も読んだことのない私が聴きにいくという無謀なチャレンジ精神。いや最近話題のこの本ですが根が真面目なgojoさんは実は2007年に開かれた平倉氏による「ゴダールシステム」というレクチャーには全回足を運んでようわからんけどなんかおもろいと非常に感心して「ダイアグラム的類似」という言葉を弄んでたりしてた気がする。久しぶりに見た平倉氏は相変わらずしゅっとしていた。そしてつい先日筒井武文氏にこの本の感想を伺ってみて「すごい!なるほど!」と騒いだのだがその後の酒に次ぐ酒で詳細の記憶がどこかに逃げてしまった気もする。やっぱチャップリンは悪だと思うわけ。
しかしさすがにさっき聴いたばかりのトークの内容くらいは覚えてるだろうと思ったが、8割方ガチガチの哲学寄りだったお話をまとめて報告する力量が私にあるわけがない、という07年からまったく成長してない結果に。ごめん、他の人に聞いて。もちろんめちゃくちゃ濃厚な二時間だったし千葉雅也さんに非常に興味を引かれたのは覚えてるんですけど。
終了後親切な知り合いに打ち上げに誘われたがさすがに今回は勢いだけで場を乗り切る自信がなく辞退してしまった。この事実で私のアウェイ感を察して下さい。