本国アメリカで非常に評判が悪いと聞いて見るのを楽しみにしていた、ドット・フィリップス監督『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』をようやく見たんですがね。これが予想外というか予想以上というか、本当につまらなくて。今回監督は前作で…
最近はたいして興味もないのに何故かいそいそと、M・ナイト・シャマラン監督『トラップ』を見にいって、見ながら「たいして興味ないって言ったやん!」と騒ぎたくなるような作品だったのであった。一応サスペンススリラーって言うけどさ…
監督作があることも知らなかった、ジャンヌ・モロー監督『リュミエール』(76年)を見に超久しぶりに恵比寿ガーデンプレイスに行ったら三越がなくなっていた(意外と好きだった)。 どんな映画か全然知らずタイトルからリュミエールの…
見たのはアメリカ大統領選のだいぶ前、アレックス・ガーランド監督『シビル・ウォー アメリカ最後の日』。 舞台は近未来、分断されたアメリカの内戦、戦場と化したアメリカ本土、激しい武力衝突の最前線を取材するジャーナリストが主人…
無音の画面から映画が始まった数分後にはまだ赤ん坊の主人公・大(だい)のお食い初めの席で「男はポコチンと声のでかさで決まんだど!」と楽しそうに話すでんでんの姿。まったく歓迎できない昭和のリアルが迫ってくる(そのあともでんで…
色んなところから絶賛の声が聞こえてくる、五十嵐耕平監督『SUPER HAPPY FOREVER』を。 どうやら妻を突然死で亡くしたらしい男がふたりの思い出の場所であるらしい海沿いのホテルに友だちと泊まりに来て、妻との思い…
なんてね。 黒沢清監督『Cloud』を見たらすっかりご機嫌になったので無問題。 ほんとになんてことない町工場から始まる映画は、一見普通の風景のようで常に何かがおかしくて(見直せてないから確かじゃないけど、窓の外とかいちい…
2024年秋のスタンダードサイズ日本映画三部作(これって偶然?) の〆は、太田達成監督『石がある』。 太田監督のことは存じ上げないけど、スタッフに友人知人が複数、主演を務める加納土さんの監督作『沈没家族』(17年)も大…
改めてwikipediaで確認したら、88年『ビートルジュース』以降の監督作は全部見てるんですよ。ただ、9歳の私がスルーした映画を45歳まで知らずにいてしまって、いきなりティム・バートン監督『ビートルジュース ビートルジ…