予告を見て、なるほど高齢者を殺したサイコの話かと思い、安楽死絶対反対派の私はだいぶ警戒して見に行ったらまったく予想と違った前田哲監督『ロストケア』。絶対オススメ!とは間違っても言えないが、見た方がいいとは思うよ。 介護セ…
「大阪で見よう」と東京でスルーしていた映画が悉く上映終了してた街、大阪。かなりの消去法で松本優作監督『Winny』を見に行ったら、なんか今えらいヒットしてる映画だったのね。 02年の「Winny 事件」、私これが完全に実…
祝!アカデミー賞最多7部門受賞!記念に、ようやくダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を見たんですがね。開始10分で「えーん全然面白くないよー」と泣き、そのまま…
こんなに好きや好きや言うてるわりに全然通えてない「オタール・イオセリアーニ映画祭〜ジョージア、そしてパリ」ですが、今回はこれ『唯一、ゲオルギア』(94年)が見れたのでほぼ満足。 3部構成、全246分とかなりの大物ドキュメ…
既に上映回数めっちゃ減ってるけど、サム・メンデス監督『エンパイア・オブ・ライト』をちょっと前に見たのだった。なるほど確かに『フェイブルマンズ』とまったく同じセリフが出てきてた。 全体的にちょっとおセンチが過ぎるかなと思っ…
既に上映回数がだいぶ少なくなってることに気づいて急いでスティーブン・スピルバーグ監督『フェイブルマンズ』。最近の映画あるある、長い。 監督の自伝的作品とのこと、なるほど確かに、偉大な映画監督はいかにしてマザコンになったか…
やっと会えたね…と独りごちながらようやく「オタール・イオセリアーニ映画祭〜ジョージア、そしてパリ」に出向き、未見というか日本初公開『そして光ありき』(89年)。わたくしイオセリアーニさまのことを監督というより…
本当にごめんなさいね、ただの私の怠惰で、パク・チャヌク監督の映画って『オールドボーイ』(03年)『お嬢さん』(16年)しか見てないうえに、パク監督の作品に挟み込まれる韓国の(苦難の)歴史みたいなものを正確に理解できてる自…
マーゴット・ロビーがマーゴット・ロビー過ぎた(決して幸福になれない美人)こと以外そないムカつくこともなかった、デイミアン・チャゼル監督『バビロン』。38歳の高学歴青年が無邪気に大金かけて映画撮ってるなあって感じで、189…