久しぶりにクソ映画ハンターの血が騒いだので、成田洋一監督『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』。噂の特攻隊員と現代の女子高生(JKって言葉は下品だから嫌い)が恋するやつです。見に行った私を誰か褒めて。 見終わった感想…
初期の作品は幾つか見てるけど目を離した隙にこんな映画を撮る監督になっていたとは、トラン・アン・ユン監督『ポトフ 美食家と料理人』。実に素晴らしかった、マジでVIRON予約して行けば良かった!!と超後悔(あれくらいの緩いフ…
勝手にSFチックな映画を想像してたら全然違った、オム・テファ監督『コンクリート・ユートピア』。スティーヴン・キングの小説にありそうなディストピアものっぽい感じでしょうか。 大地震かゴジラか、一切の説明なくいきなり世界に起…
さすがにベンダースはないわ、ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』、新作はえらい久しぶりのような。 役所広司がオシャレトイレの掃除をしてる映画ってくらいの情報しか持たなかったのですが、確かに役所広司がオシャ…
街全体が池袋北口のような場所・十三にて、東京で見逃していた坂本礼監督『二人静か』を鑑賞。 5年前、当時5歳の一人娘が突然行方不明になった若夫婦。いまだ週末にはふたりで情報提供を呼びかけるチラシを配っているが、妻と夫の関係…
めちゃくちゃ出遅れたけどようやく、ポール・キング監督『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。 ティム・バートン&ジョニー・デップ版に漂う不穏な感じ、性格の悪さ(アホなガキを虐めるとかさ)は皆無、映画自体が甘いチョコでコ…
若者の街渋谷の映画館に行ったのに客の大半が白髪おじいだったのは何故なのか、杉田協士監督『彼方のうた』。 内容はと聞かれても非常に難しい、『ひとつの歌』(11年)『ひかりの歌』(19年)『春原さんのうた』(21年)から続く…
ごめんなさい、まともに一曲も聴いたことないのに誘われるがまま番場秀一監督『ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE”LAST HEAVEN 031011』を見に行きました。場内は満席、終映後は鼻をすする音も…
二日連続ライカートの新作が見られるとは嬉しい限りと、本日はケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』へ。 映画ではあんまり見たことないような、なんにもないアメリカ。西部開拓時代のオレゴン州ってこんな感じだったのかと初めて…