予告を見て想像してたのと全然違った、アン・テジン監督『梟』。ショボいホラーを想像してたが、かなり手に汗握る本格娯楽サスペンス映画であった。17世紀朝鮮王朝時代に実際あったらしい「王の怪死」を題材にしたお話。 天才鍼師ギョ…
公開二日目に行ったからさ、パンフレットも発売されてなくて、どの作品も見返してから見ればいいのかも分かってなくてさ、そんな状態で『ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争』を見てもさ、私に何かが理解できるわけないやん。…
安子!稔さん!!と叫びながら、三宅唱監督『夜明けのすべて』へ。地元のショボいシネコンが満席で、大阪人にこの繊細さが伝わるとは到底思えないが、まあ良きことかな。 重いPMSを抱える女の子と、パニック障害を患う男の子の、優し…
エリセ31年ぶりの新作や!言うて、『ミツバチのささやき』(73年)や『エル・スール』(83年)は20年以上前にテレビデオのブラウン管で見て以来見直してないという酷い観客で、熱心な監督のファンかと問われれば結構微妙なんでだ…
キモい映画って似るんだなとしみじみ、ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』を見ながら思い出したのは塩田明彦監督『春画先生』。まあ今作は世間には概ね好評、オスカーにノミネートされまくってるぽいけど。 妊娠中に自殺し…
過日東京で、三島有紀子監督『一月の声に歓びを刻め』を見た、と大阪で書く。ネタバレ御免。 三章に分かれた物語、第一章の舞台は雪だらけの北海道は洞爺湖、洒落たログハウスに住むカルーセル麻紀を訪ねる娘一家。どうやらこの家族には…
時系列無視で日記、記憶が鮮やかなうちに。 一年ぶりにお台場へ、一年前同様「爆音映画祭inユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」のために。 一本目に見たのは、Bialystocksの菊池剛さんセレクトのシークレット上映…
NHK「ケータイ大喜利」大好きだったんですよ、なので滝本憲吾監督『笑いのカイブツ』が気になって見てみた。 「伝説のハガキ職人」と呼ばれたツチヤタカアキさんの半生。実話だというけどさすがにキッチンタイマー片手に「5秒に一本…
Jk映画のあとは叛軍映画かなと思って、アテネ・フランセで映画一揆さんによる「岩佐寿弥 幻の「叛軍」シリーズ一挙フィルム上映」へ。映画一揆さんありがとうありがとう。 20年くらい前かな、20年?!20代!?は??、当時フィ…