若干睡魔との戦いになったが面白かった、ケリー・ライカート監督『ショーイング・アップ』(22年)。知らずに見たけどこれが最新作なのね。 冒頭タイヤを転がす横移動にうっとりしたりポートランドの光に感動したりしながらも、彫刻家…
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 新年一本目に選んだ映画は、周りで誰も見てる人がいないクリス・バック&ファウン・ビーラスンソーン監督『ウィッシュ』。 の前に上映された短編『ワンス・アポン・ア・…
一年の終わりくらいせめて敬虔な気持ちになろうと、ロベルト・ロッセリーニ監督『神の道化師、フランチェスコ』デジタルリマスター版を見に行く(ロッセリーニに関しては見てない自慢ができます)も、冒頭から「カッパ頭で全身ずっくずく…
実はもう何年前か思い出せないくらい前に一度試写で見せてもらっていたんですが、そのときは「なんかけったいなもん見たな…」とぼんやり思ったくらいであまり深く考えず(まあ小難しいことは他の誰かが言うだろうしR…
メリークリスマス。 実は原作読んだことないんです。もちろん黒柳徹子の自伝ってことは知ってるけど、具体的な内容は一切知らなかった。なので、八鍬新之介監督『映画 窓ぎわのトットちゃん』を見て、色んな意味で衝撃と感動と悲しみで…
うっかり忘れていた、カウリスマキの映画を見るたび映画館から出た瞬間「映画はもうこれでええ(千鳥ノブ)!」と叫ぶことを。なので、アキ・カウリスマキ監督最新作『枯れ葉』を見たあとも「映画はもうこれでええ!」と叫んだのであった…
73年の『エクソシスト』は多分子どもの頃ビデオで見た、くらいの認識しかなく、だから今作が前作へのオマージュに満ちていることにも全然気付かず(クリス・マクリーヌさんもその娘も意味わかってなかった…)、申し訳ない…
入院中に見た「行列のできる相談所」に出てたたけしがやたらとご機嫌で、新作に自信があるんだろうなーと気になったので、北野武監督『首』。 私は日本史が苦手で(受験はマジで山川の教科書丸暗記で乗り切った)、特に戦国時代は興味ゼ…
ようやく「らんまん」ロスが薄まってきたので、山崎貴監督『ゴジラ−1.0』。天王寺の激ショボシネコンで見たので多分監督こだわりの音響なんかは最低レベルでの鑑賞。 結論、美波クンが死ぬ?までは良かった。神木くんが、自分は特攻…