猛暑が怖過ぎて映画館まで車出してもらってしまった(そして渋谷の駐車場はバリ高かった)、アリーチェ・ロルバケル監督『墓泥棒と失われた女神』。監督の前作『幸福なラザロ』(18年)は周囲の絶賛にイマイチ乗り切れず、「ラザロ君は…
この暑さで身動きがとれないところに、元々希少な私のやる気をすべて削ぐようなウンザリする事件が起こって、本当になにもかも嫌になって自宅でひとりやさぐれてたけど、気がつけば44歳も残り少なくなってるやん。なにこれ。諸々信じら…
あかん暑過ぎて映画見にいくのは不可能、何かを書く気も起こらない、家の中の一番クーラーがきいてる場所から動きたくない、マジで。 マイケル・マン監督『フェラーリ』を見たのも一ヶ月近く前で、見たときはそれなりに興奮したはずなの…
「最新作を見たところで今回も前回と同じような感想なんだろうな〜」と思いながら、ホン・サンス監督『WALK UP』を見に行って、やっぱり前回と同様「わけわからんことしてはるなあ」と思いつつもつまらないわけでは決してないとい…
ルカ・グァダニーノ監督『チャレンジャーズ』、あたしゃ許さないよ!と久しぶりにミッチーサッチー騒動の浅香光代を思い出すくらいに許せなかった。いくらなんでもテニスというスポーツにリスペクトがなさ過ぎるでしょ。 私はまあまあな…
ドキュメンタリーは単純に勉強になるから好きです、松倉大夏監督『ちゃわんやのはなし』。どなたかがゼミの課題にしてるらしく若いお客さんがいっぱいだった。 豊臣秀吉が一方的に朝鮮に出兵して朝鮮人に迷惑をかけたってことは知ってた…
予告を見て気になったので、島田陽磨監督『生きて、生きて、生きろ。』を見にいってみた。 震災と原発事故から13年経った福島県、時間を経て多発している遅発性PTSDやこころの病を抱えた患者と向き合う相馬市のメンタルクリニック…
世間では微妙な評価らしい『ダウンサイズ』(17年)が異様に好きな私はアレクサンダー・ペイン監督の新作と聞いて内容もロクに知らぬまま『ホールドオーバーズ』を見て、もう優しい気持ちで胸いっぱい。めっちゃ良かった〜。 全寮制の…
久しぶりの3D、しかも最近20年前に受けたレーシック手術の効果が落ちてきて映画見るときはメガネをかけてるので人生初のダブルメガネで、ヴィム・ヴェンダース監督『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』…