阪本順治監督『冬薔薇』(22年)で「お、この娘いいじゃない」と思った河合優実クン、そのあとあっという間にお茶の間の人気者になり、「私の目に狂いなし、良き良き」と勝手に満足していたけれど、山中瑤子監督『ナミビアの砂漠』を見…
前作が好きっていうかあまりにすごいことをやってしまっているピクサーさんに震え慄いたのにまさか2まで作るとはと、ケルシー・マン監督『インサイド・ヘッド2』を吹き替えで。公開からだいぶ経ってるのに場内は親子連れで大盛況。 前…
今作の予告を見て「お、これは私が最近薄々感じている新時代ラブコメの予感」と思って見に行ったらまさにそうだったし、それはつまりよく出来たアクションでありコメディでもあった、デビット・リーチ監督『フォールガイ』。個人的に、こ…
ようやく9月に見た映画メモに突入、キム・ソンス監督『ソウルの春』。監督の人気作『アシュラ』(17年)は未見。 私が生まれた79年、両親は日本の高度経済成長についていくのに必死で祖国で何が起こっているかなんてまったく知らな…
あれは若い頃、監督のデビュー作『ポケットの中の握り拳』(65年)の中で母親を殺した主人公たちが庭で歓喜のダンスを踊っているのを見て、「あら素敵」と胸キュンして以来マルコ・ベロッキオ監督は大好きなので、『夜の外側 イタリア…
これは誕生日に見に行ったから覚えてる(悪趣味)、二村真弘監督『マミー』。 98年の夏、和歌山の小さな村の夏祭りで起こった毒入りカレー事件で犯人とされ、死刑判決を受けた林真須美。当時19歳だった私は今でもはっきりとあの報道…
調べたら見に行ったのはちょうど1ヶ月前でしたね、リー・アイザック・チョン監督『ツイスターズ』。一回普通に見て、そのあと4DXでガンガンに揺れながら風や水を浴びてキャーキャー言いながら見たので、それなりに最高面白かったんだ…
その日はもう暑過ぎて、ショッピングモールのシネコンまで車で行って駐車場が無料のうちに映画だけ見てサクッと帰る作戦でいかさせていただきました、グレッグ・バーランティ監督『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。そしてこれを見て最…
この映画を見たときには(8月アタマ…)45歳の誕生日直後人生初のコロナに罹患しヒーヒー言うことになるなんて1ミリも想像してなかった、トッド・ヘインズ監督『メイ・ディセンバー』。映画も現実も理解しようなんて思うことが間違っ…