主演女優さんのお名前がパク・ジミンだったので、ダビ・シュー監督『ソウルに帰る』を見たよ。本当にそれだけの理由で。このタイトルに撮影はほぼ韓国、だけど、監督がカンボジア系フランス人男性とのことで、映画の雰囲気はヨーロッパな…
高校生のときのVHSで見たような気はするがなんにも覚えていないので、『エドワード・ヤンの恋愛時代』(94年、原題は『独立時代』なんだってね)4Kを。 90年代前半の台北、スクリーンから伝わるバブル感、どうやら金持ちの娘ら…
バービー風でキメて行こうと思ったけどクローゼットを見たら意外とピンクの洋服ってないのよね、グレタ・ガーウィグ監督『バービー』。 前々から完璧過ぎることが欠点だと感じていたマーゴット・ロビーがバービー人形役ってだけでほぼ成…
久しぶりに映画館でギャン泣きしてしまった、ピーター・ソーン監督『マイ・エレメント』。やっぱピクサーは凄いねえ。本当によくできた移民2(3)世の物語だった。 5つのエレメント火、水、土、風(「紅天女」ではない)たちが暮らす…
大好きな監督やから全作品見たいなーと思ってたけどこの猛暑の中では今回日本初公開の二本が精一杯であった、「みんなのジャック・ロジェ」。 『フィフィ・マルタンガル』(01年)、ロジェといえばバカンスでしょ、とか思ってた薄い知…
興味のあった作品が同じ劇場で続けて上映していたので、『ミャンマー・ダイアリーズ』。 21年からの軍による独裁政治に抵抗する市民たちを捉えたドキュメンタリー、軍に都合が悪い情報を発信すると処罰の対象になるため、この映画はミ…
久しぶりに香港映画でもと、ラム・サム監督『星くずの片隅で』を。 コロナ禍真っ最中の香港、静まり返った街で清掃業を営むザクとシングルマザーのキャンディの物語。素直に良い映画で、こんな私でも心洗われましたね…。 …
行った日にちが前後しまくっててごめんなさいね、暑さで頭がイカれてるんです。 過日、ポレポレ坐で開催された<「KANGEKI間隙」vol.25 役者・西山真来の終わりなき冒険。『ミーマイシーオーソレーション』(17)『手と…
他に見なあかん映画がいっぱいあることは重々承知しつつやっぱり無視できなかった、マイ・ホン監督『猫と、とうさん』。 世に猫好きのためのネコメンタリーは幾つもあるけれど、今作は猫とジェンダーに焦点を当て、「猫好きな男なんて軟…