ようやく9月に見た映画メモに突入、キム・ソンス監督『ソウルの春』。監督の人気作『アシュラ』(17年)は未見。 私が生まれた79年、両親は日本の高度経済成長についていくのに必死で祖国で何が起こっているかなんてまったく知らな…
あれは若い頃、監督のデビュー作『ポケットの中の握り拳』(65年)の中で母親を殺した主人公たちが庭で歓喜のダンスを踊っているのを見て、「あら素敵」と胸キュンして以来マルコ・ベロッキオ監督は大好きなので、『夜の外側 イタリア…
これは誕生日に見に行ったから覚えてる(悪趣味)、二村真弘監督『マミー』。 98年の夏、和歌山の小さな村の夏祭りで起こった毒入りカレー事件で犯人とされ、死刑判決を受けた林真須美。当時19歳だった私は今でもはっきりとあの報道…
調べたら見に行ったのはちょうど1ヶ月前でしたね、リー・アイザック・チョン監督『ツイスターズ』。一回普通に見て、そのあと4DXでガンガンに揺れながら風や水を浴びてキャーキャー言いながら見たので、それなりに最高面白かったんだ…
その日はもう暑過ぎて、ショッピングモールのシネコンまで車で行って駐車場が無料のうちに映画だけ見てサクッと帰る作戦でいかさせていただきました、グレッグ・バーランティ監督『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。そしてこれを見て最…
この映画を見たときには(8月アタマ…)45歳の誕生日直後人生初のコロナに罹患しヒーヒー言うことになるなんて1ミリも想像してなかった、トッド・ヘインズ監督『メイ・ディセンバー』。映画も現実も理解しようなんて思うことが間違っ…
猛暑が怖過ぎて映画館まで車出してもらってしまった(そして渋谷の駐車場はバリ高かった)、アリーチェ・ロルバケル監督『墓泥棒と失われた女神』。監督の前作『幸福なラザロ』(18年)は周囲の絶賛にイマイチ乗り切れず、「ラザロ君は…
この暑さで身動きがとれないところに、元々希少な私のやる気をすべて削ぐようなウンザリする事件が起こって、本当になにもかも嫌になって自宅でひとりやさぐれてたけど、気がつけば44歳も残り少なくなってるやん。なにこれ。諸々信じら…
あかん暑過ぎて映画見にいくのは不可能、何かを書く気も起こらない、家の中の一番クーラーがきいてる場所から動きたくない、マジで。 マイケル・マン監督『フェラーリ』を見たのも一ヶ月近く前で、見たときはそれなりに興奮したはずなの…