名作と名高い『ベッカムに恋して』は未見なんだけど、グリンダ・チャーダ監督『カセットテープ・ダイアリーズ』を見た。なんか良かった。 87年イギリスの地方、パキスタン移民の青年は思春期をこじらせ保守的な父親に反抗し音楽と詩と…
ジジイしか出てない、くらいの前情報で阪本順治監督『一度も撃ってません』を近所に見に行ったら、たいそう面白くて大満足でございました。めっちゃ豪華キャストやけれど、確かにこれといってイマドキの若者は出てないけれど、なにひとつ…
あの『タクシー運転手』脚本家の監督デビュー作、なわりに全然宣伝もされてないし話題にもなってないし不思議やなと思いながら、オム・ユナ監督『マルモイことばあつめ』を見てみたら、確かにこれは「日本人は一度死ぬしかないのでは…
前回の日記から今日まで大阪で何をやってたのか、私自身もほとんど記憶にないため、訊かないで下さい。 そしてこの映画を見たのもいつだったのかあんまり覚えてないんですけど、コロナ禍になって、落ち着いて、久しぶりに行った映画館で…
最近は見ながらこっちのテンションも上がりまくり系フェミニズム映画が続いたので、こんなにやりきれない気持ちになる女性映画も久しぶりでした、ジェイ・ローチ監督『スキャンダル』。私の愛して止まない『ラブ&ドラッグ』の脚本家なの…
見たときにも一度感想を書いているものの、諸事情により暇な時間が出来過ぎたため、久しぶりにちゃんとした文章にしてみました、今泉力哉監督『his』について、wezzyさんに寄稿したのでお暇なときにでも読んでみてちょ。ネットで…
三池崇史監督の映画を見ようと思って、『初恋』を見て、うん三池崇史の映画見たな、って感じでした。と、特段感じたことはないけれど、ベッキーが楽しそうで安心した。あと、やたらと人気な窪田正孝の魅力がほんとーーにわからず(スモー…
見てる間、妙に意識がクラクラしてボーッとして、私までバッドにラリったのかと思ったが単に鑑賞中に想定外の生理がきてただけで、でもそれももしかして映画の影響なのかもしれない、アリ・アスター監督『ミッドサマー』。実際にそんな感…
「戦争とデヴィッド・ボウイ」というお題なら、『ジョジョ・ラビット』なんかより俄然こちらをオススメしたい、カン・ヒョンチョル監督『スウィング・キッズ』。『サニー』の監督の新作なのか一応見とくかと軽い気持ちで見てみたら、途中…