原作漫画が好きなんですよ、なので山下敦弘監督『ハード・コア』を見に行ってみた。 結果、ロボオの造形や質感は漫画に忠実でいいんじゃないのと思ったけれど、いましろたかしと狩撫麻礼の描く世界を映画化できると思った性根はやっぱり…
数日前テキトーに書いたことがもしや本当にそうなのか…?と見ながら不安になった、アリ・アスター監督『ヘレディタリー/継承』(これもA24だったのね)。 意味ありげな伏線が続く前半(その伏線には本当に意味があるの…
バルバラさんのこと1ミリも知らない私でも楽しめるのかしらと不安を抱えながら、マチュー・アマルリック監督『バルバラ セーヌの黒いバラ』を見た結果、めちゃくちゃ面白かったから無問題。マチューかわいい。 映画の設定は、伝説のシ…
で、A24の勢いに乗ってトレイ・エドワード・シュルツ監督『イット・カムズ・アット・ナイト』を見たんですけどね、なにかね、最近こういう意味ありげな伏線張るだけ張って最終的にその意味はアナタ(観客)次第…系ホラー…
大変美しくて素敵な映画だったデヴィッド・ロウリー監督『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』、オバケのQ太郎も21世紀になればソフィスティケイトされるもんやなと感心しました。白い布の着替えとか、あるのかな…
来年には劇場公開が決まったらしいけど、ジャ・ジャンクー監督『アッシュ・イズ・ピュアレスト・ホワイト』を見たのだった。 2001年から2018年の中国を生きるチャン・タオ(監督と結婚したのね)の人生の断片。01年にはチンピ…
久しぶりに途中で出ようかなと思うほど酷かった、パノス・コスマトス監督『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』。ニコラス・ケイジの狂った姿が見れると楽しみにしてたのにがっくし。次回作は園子温監督作というし、もうちょっと仕事選…
予告を見たときには「凶悪な『寄生獣』ってことかな?」と思ってたけど、実際ルーベン・フライシャー監督『ヴェノム』を見たら、めちゃくちゃファニーな寄生獣であった。まんまと騙された。 これはヴェノムとトム・ハーディのバディもの…
やっと見れた、フレデリック・ワイズマン監督『ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ』がもちろん大層面白かった。記念すべき監督40作目だそうで。 ニューヨークはクイーンズ区にある167もの言語が話される多様な町ジャクソン…