祝アカデミー賞!じゃなくても絶対見ますけど、ピーター・ファレリー監督『グリーンブック』。「グリーンブック」とは1936年から66年まで出版されていた黒人旅行者を対象としたガイドブックのことだそうな。 1962年のNY、イ…
稲垣吾郎効果とはいえ新宿のシネコンがほぼ満席なのに上映期間短過ぎないか、阪本順治監督『半世界』。吾郎ちゃんファンにもこの面白さ伝わるといいけど。 小さな地方都市で炭を焼きながら地味に暮らすダメ男39歳妻と子ども有りが、久…
ほんとごめんなさいこの二人の存在を、イ・ジュンイク監督『金子文子と朴烈(パク・ヨル)』を見るまで名前すら知らなくて日本人としても元韓国人としても色々ダメすぎるが、映画のおかげで少し賢くなれました。 冒頭の数シーンで「あ、…
月にぶっ込む初めてのロケットがファーストマンかエロいなとヘラヘラ笑っている間に上映館がなくなりそうになってたので急いでデイミアン・チャゼル監督『ファースト・マン』を見に行ったら、これが驚きの面白さで、チャゼルくんを見る目…
最近全然テレビで見かけないなと思ったらこんな映画撮ってたんですね、照屋年之(ガレッジセールのゴリ)監督『洗骨』。日芸映画学科出身とは知らなんだ。 芸人としては好きやけど映画はどうなんでしょうねと疑いながら見たけれど、これ…
第二の故郷ハワイが舞台っぽい、くらいの情報しか持たず中江裕司監督『盆唄』を見に行ってみたら、これがなかなか良いドキュメンタリー映画だったのでした。 震災から4年経っても避難所暮らしを続ける双葉町の人々、そこで先祖代々続い…
いやもちろん『ソウ』の監督に本気で何かを期待してたわけじゃないけど、さすがにこれには苦笑いだったジェームズ・ワン監督『アクアマン』。ってか最近の映画どれもこれも長過ぎないか。 流行りのヒーローたちがどいつもこいつも闇を抱…
アルジェント版になんの思い入れもないもんで、ルカ・グァダニーノ監督『サスペリア』は結構楽しんで見ました。 77年のドイツ、世界的に有名な舞踏団に入団した夢と希望で胸いっぱいのアメリカ娘スージー。しかしそこは不気味で不可解…
子どもの頃の将来の夢は家政婦さんでした。なのでロブ・マーシャル監督『メリー・ポピンズ リターンズ』を見ました。64年版は多分見てるけどほとんど記憶になし。 ブロードウェイ的には知らんけど、『シカゴ』見たときから薄々感じて…