よくこんなトンデモな脚本でよくこんな豪華キャスト出てもらえたなと呆れたイ・ヘジュン&キム・ビョンソ監督『白頭山(ペクトゥサン)大噴火』だけど、話は滅茶苦茶でツッコミどころ満載でも、エンターテイメントとしての映画の要素を全…
村上春樹の原作を読んだときには「こいつらホンマにセックスについて以外に考えることないんかよ」と失笑したんですけど、濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』はさすがのおもしろさ、すっかり大人な雰囲気になっちゃってて安堵。チェー…
ハリウッド史に残るモブキャラ顔のライアン・レイノルズがモブキャラの主人公らしい、というのでショーン・レビュー監督『フリー・ガイ』を。ほぼ満席やったし、世間でもえらい評判良いそうで。 こういう、ゲーム内現実とか映画内映画と…
ジャウム・コレット=セラ監督『ジャングル・クルーズ』を少し前に見たんですがね、私にとっては「ジャングルクルーズ」ってディズニーランドのアトラクション以上でも以下でもなく、何か元になる物語があるのかないのか、あるとしたらク…
エリザ・ヒットマン監督『17歳の瞳に映る世界』、立川まで行ったな。 ペンシルベニアの冴えない町の女子高生が妊娠するも相手にも親にもそのことを告げられず同世代の同性の従姉妹とふたりで中絶できる病院のあるNYへ向かう。途中ち…
途中で予想外の中断を挟みながらも、上映期間延長のおかげでやっと完走できたイメージフォーラムさんでの「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」。 ライカート監督の作品は配信で見られる『ナイト・スリーパーズ』(13年)…
いつぶり!?ってくらいに久しぶりのアテネフランセさん、開催中の「堀禎一 そして/あるいは現代映画」特集へと服着るのもイヤや裸で行こかなってくらいに暑い中向かった。 堀禎一監督『天竜区旧水窪町 祇園の日、大沢釜下ノ滝』(1…
大好きな『クレイジー・リッチ!』の監督作品ならマストでしょとジョン・M・チュウ監督『イン・ザ・ハイツ』を見たらこれもまた大好き系でハッピー。 NYに実在する移民の街「ワシントン・ハイツ」で暮らすラテン系移民たちのあれこれ…
最近のニュースなんかを通して知る日本の入管と難民を巡るこの国の酷過ぎる態度に激しく憤っているので、日向史有監督『東京クルド』を見た。 え私より日本語上手いんじゃないの(特に「ぶっちゃけ」の使い方)と思ってしまうクルド人の…