『グロリアの青春』が嫌いじゃなかったので、セバスティアン・レリオ監督『ナチュラルウーマン』を見てみた。チリ映画だそうな。 最愛の人を突然亡くしたマリーナ、悲しみのどん底な上に自身がトランスジェンダーなことから容赦のない差…
未年なので、吉田大八監督『羊の木』を今更見てみたが、なんか最近是枝監督とかがそうだけどこういう観客に対して「お前はどうなんだ?」と問いかける系映画が流行ってるのかね。それに対しては「お前に問われるまでもないわ」と答えるし…
大好きなマット・デイモンが出てるから見るべくらいの軽い気持ちでアレクサンダー・ペイン監督『ダウンサイズ』に行ったら、これが想像以上にツボにハマった。こういう、皮肉ききまくりなコメディだけど最後には感動させる系アメリカ映画…
豹がいっぱい見れる〜と期待するも出てきたのは黒豹オンリーだったけど、ライアン・クーグラー監督『ブラックパンサー』には感動するものがありました。 前半ダル過ぎとか設定ユル過ぎとか、国王あんまり活躍してなくね?とか、映画的に…
アパトー先生プロデュースというのでもっと笑える映画かと思っていたら思いっきり泣かされてしまった、マイケル・ショウォルター監督『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』。しかし、アッパーな音楽に無能なルームメイトなど、ニ…
サリー・ホーキンス&イーサンホークと豪華な主演のわりには地味に公開しているアシュリング・ウォルシュ監督『しあわせの絵の具 愛を描く人モード・ルイス』は、映画自体も至ってシンプル且つ地味な作品だが、とても良かった。見ながら…
東京に戻ってきました。なのでようやく、クリント・イーストウッド監督最新作『15時17分、パリ行き』を見ました。 実話で、しかも事件の当事者たちが劇中で本人を演じてる、ってことくらいの情報はもっていたものの、その本人たちの…
大阪にいます。なので、ジョン・ウー監督『マンハント』を見ました。高倉健版は未見。確かにこれは大阪人からすると「おお福山が道頓堀に!」と興奮できるかも。 最初の数分「これは壮大なギャグなのか?」と思ったけれど、だんだんと「…
見ても見ても陰鬱な気分にしかならないドキュメンタリーに結構人が入ってるってやっぱりTOKIOは凄いなあと、ワン・ビン監督『苦い銭』を。 現代の中国、田舎から都会(?)へ長い間満員の電車やバスに揺られ、出稼ぎ労働に来る若者…