ジョン・キャラハンという漫画家のことは知らなかったのだが、ガス・ヴァン・サント監督『ドント・ウォーリー』を見て、しみじみ「酒は怖いな…」ってことはわかりました。 酒に溺れて自動車事故を起こし車椅子生活を余儀な…
84分スクリーンを見つめたところで1ミリも何かを理解できたとは思いませんけど、一応見たメモとして、ジャン=リュック・ゴダール監督最新作『イメージの本』。 ゴダールの声と、音楽と、絵画と、映画、最初の方に「あ、これは『大砂…
花金の夜にふらっと近所に映画でもと早稲田松竹さんに行ったらほぼ満席でびびった、ウィリアム・フリードキン監督『恐怖の報酬オリジナル完全版』(77年)。そんな人気作なのかと嫌が応にも期待が高まったのだが。 冒頭から、意味あり…
なんとか特集最終日までにはと滑り込んで、フィリップ・ガレル監督特集にて、『救いの接吻』(89年)『ギターはもう聞こえない』(91年)だけは見れた。 なんと両方とも初見でして、そのことからもわかるように私はガレルに関しては…
こないだ見た『ビリーブ 未来への大逆転』で「いくら実話だとしてもさすがにこんなパーフェクトヒューマンおらんやろ〜」と意地悪いことを思ってしまったのだが、そのモデルであるアメリカ女性最高裁判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ…
どことなくお上品なザギンのおじーちゃんたちと一緒に、中島貞夫監督最新作『多十郎殉愛記』を見ました。あんなに大きなスクリーンとは思ってなくて、すごい贅沢した気分。 映画自体も、私なんかですら「あああ、こういう時代劇が令和の…
見た後こんなに嫌あああな気持ちになる映画も久しぶりやわ、ジョルジュ・シュルイツァー監督『ザ・バニシング-消失-』。88年のオランダ映画がなんでかこの度劇場初公開だそうですが、なんで今これを公開しようと思ったのか、責任者に…
先日の反省も虚しく、相変わらずボケた頭に続いては連休中全然行けなかったジャン・ユスターシュ特集ー映画は人生のようにーにようやく向かい、『わるい仲間』(63年)『サンタクロースの眼は青い』(66年)『ママと娼婦』(73年)…
この連休、ずっと都内の自宅にいたはずなのになんでか映画を全然見ずに過ごしてて、だいぶボケた頭にいきなりこんな映画をぶっこんだのが悪かったとは思うけれど、見てるあいだ中やべーくらい「???」しか浮かばなかったクレール・ドゥ…