これは完全に私の問題なんですけど、せっかく野原位監督『三度目の、正直』を見ても、主人公演じる川村りらさんの顔や話し方がどーーしても野々村由紀子(「二丁拳銃」川谷の妻でめっちゃ毒舌な人)にしか見えなくて、「うわあすごい頭の…
山形国際ドキュメンタリー映画祭での配信上映を見逃した怠惰な私は、せっせと座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルに足を運び、『理大囲城』(20)を無事見たのでした。 監督も撮影も出演者も匿名の作品、なのでぐっと細かい詳細…
ただ「激しいアクションをするでもない、実は凄腕の暗殺者でもない、冴えないアメリカ人のマット・デイモンに萌えたい」という不純な動機で見に行った、トム・マッカシー監督『スティルウォーター』(誰かもうちょっと立派なHP作ってあ…
リドリー・スコットの映画のために159分も使いたくないVS 159分間アダム・ドライバーを眺めていたい、という戦いはついにアダムが勝利し、ようやくリドリー・スコット監督『ハウス・オブ・グッチ』を。 そして期待にたがわず、…
本日もせっせとシネヌーヴォさんへ、三隅と思わせて、杉田協士監督『春原さんのうた』の初日へ。あまりに真逆の作風に、劇場のモギリの方にはこいつ分裂症かと思われたはず。 実は昨年に試写で一度拝見しているこの作品、しかし一度では…
だんだんと若いお客さんが増えてきてる気がするシネヌーヴォさんで「生誕百年記念 映画監督三隅研次」にて、『鬼の棲む舘』(69年)谷崎潤一郎の戯曲が原案とのこと、とにかく新珠三千代の存在の前では、ワルぶってる勝新太郎も従順な…
だいぶ出遅れたけど、クリント・イーストウッド監督最新作『クライ・マッチョ』をようやく。詳しく調べたわけじゃないけど、91歳で映画の監督兼主演した人って歴史上他にいるのかしら。少なくとも私はここまでの老人が馬に乗ったり女と…
まあ大阪やし大丈夫やろと余裕かまして時間ギリギリに行ったらおっちゃんでぱんぱんだったシネヌーヴォさんでの「生誕百年記念 映画監督三隅研次」。見るもの全て初見。 『なみだ川』(67年)、過激で美しい姉妹愛に涙し、やっぱり若…
いつの間に新作やってんの!と驚きながら阪本順治監督『弟とアンドロイドと僕』を、雪がチラつく中大阪のミニシアターを引き受け過ぎなシネ・リーブルさんに見に行ったんですがね、これがこれが問題作っていうかいや問題やろって感じの映…