大阪では中々公開する気配もないので辛抱たまらず東京で、工藤梨穂監督『裸足で鳴らしてみせろ』を。監督の前作、見たい見たいと思い続けてまだ未見。 どんな内容かまったく知らずに飛び込んで、意外な展開に「お、了解」と思いながら、…
ピュアな中学生の頃から制服姿で通っていたテアトル梅田さん、まさかの今月いっぱいで閉館だそうで、そこで最後に見る作品が新宿の酒場で知り合ったサタンこと高橋ヨシキ初監督作『激怒』とは、時の流れに身を任せてたらおかしなことにな…
一応シリーズ全作品見てる(しかも映画館で)者としてはその終焉を見届ける義務があるという使命感に駆られ、コリン・トレボロウ監督『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』。中学生の頃南街会館で『ジュラシック・パーク』を見たの…
この監督の過去作は一応見てるけどあんまり好みではなかった記憶、でも真面目な私はイルディコー・エニェディ監督最新作『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』を午前中から見に行ったら三時間近くもあって軽く舌打ちをする。 生真面目そう…
1990年のソマリアで韓国大使に何があったかなんて知る由もなく興味も持ったことないけれどまさかこんなことになっていたなんて実話とは俄かに信じ難いけれど超面白かった、リュ・スンワン監督『モガディシュ 脱出までの14日間』。…
毎日「暑いよ暑いよ」と部屋で一人泣いてたら8月初映画がだいぶ遅くなってしまったうえに、大阪じゃジョン・フォードなんてやってませんから、なんとなくフラッとブラッド・ファーマン監督『L.A.コールドケース』を見てみたら、色々…
エルヴィス・プレスリーといえば「ハワイで別荘見かけたな〜」くらいの記憶しか持ち合わせてなかったけれど、バズ・ラーマン監督『ELVIS 』を見た今ではもう、エルヴィスは神。キング。やばいくらい興奮したこの映画。とにかく、こ…
監督作はもちろん全部見てるし好きな作品も当然あるけれど、個人的には勉強し過ぎた男の子の空回り系映画って印象が強い(ごめんなさいね)ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『リコリス・ピザ』はしかし、素直に「わああ、すご…
先日発売された上野昂志著「黄昏映画館 わが日本映画誌」の刊行記念上映会に向かうため再びシネヌーヴォさんへ。 本日は阪本順治監督『行きずりの街』(10年)のフィルム上映&監督と上野昂志氏によるトーク、ということで劇場は満員…